2019年08月17日

夏休み

9連休でした。前半里帰りして、後半は巣でだらっとしました。
テオ・ヤンセン展に行ってストランドビーストにときめいたり、買ってきた風で動くロボットを作って遊んだり。(ロボットの名前はよっちです)
戦隊とライダーの映画を見に行ってアクションにときめいたり。
ゲーム三昧したりドラマ三昧したりお昼寝したり。
これでもかってくらい遊んだ連休でした。お仕事にちゃんと戻れるといいんですが。

こんなにしっかり夏休みしたのはいつ以来でしょうかね。10年ぶり?
社会人始めてからもちょくちょく夏休みはしていたんですが、大体は無職期間だったので、こんなに心置き無く遊べるのは珍しいです。
昨年は里帰りしてソフトクリーム食べに行ったりしてましたけど。
もうこんなに長い夏休みはたぶんないだろうなあ。いや、つくろうと思えば作れるな、今のところなら。

本日で、ひとりのお休みがあるのも最後です。
またいつか。
posted by 外都ユウマ at 18:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月03日

休日はゆっくりと満たして

 木のぬくもり、ささやかに花をあしらった、ナチュラル系。地野菜を中心に組み立てられたメニューに、オリジナルハーブソルトが並ぶ。近くの工房で作られた、ひとつひとつ形や柄の違うカップには、香ばしいコーヒー。――ここは私の好きな場所。
 そしてつい先日、踏みにじられてしまった場所。物理的にではないけれど。
「あたし嫌いなんだよね、ナチュラル系とか、丁寧な暮らしとか、そういうのが好きって人。嘘くさいんだもん」
「わかる。『私は大人しくて余裕があるんです』アピール。うっざ」
「ていうか、それもう流行らなくない? ババアだよババア」
 甲高い声で笑う彼女らと、別に親しいわけでもなんでもない。むしろできれば仕事以外で関わりたくない。だから私は隅の方で気配を消そうと、毎日頑張っている。
 この頑張りは、心を削って削って発揮するものなのに、
「あの人また独りなんだけど」
「ぼっち可哀想。声かけてあげなよ」
「えーやだ。懐かれたらめんどくさそう」
 私の存在を隠してくれないうえ、さらなるダメージを負うので、いつまでたっても回復はしない。
 こうして摩耗しほつれて穴の開きかけている私は、お気に入りのカフェで一息吐こうと思ったのに、彼女らの言葉を思い出しては落ち込んでいる。排気ガスのような溜息は木目の床板に汚れとなってこびりついていくようだった。

 気にしなければいい、と大抵の人は言うかもしれない。あなたはあなたなんだから、言いたい他人には言わせておいて、好きに楽しめばいいじゃない。実際そんな言葉を何百篇と言われ、何千篇と読んだ。だけど後ろ指をさされていると知っていて、それらを撥ねつけて人生を楽しめるようなら、そもそも悩んでいないと思う。
 他人の事をそんなに気にしていたら生きづらいでしょう、なんて笑う人もいるけれど、気にしなければマナーなんてものは必要とされてこなかったのではないだろうか。
 そんなことを考える私だから、彼女らの言い分は的を射ている部分もある。めんどくさそう、とか。それは全く、自分でもそう思う。私という人間はあまりにもめんどくさい。
 独りなのはしかたがない。私が他者に歩み寄ることを苦手とし、諦めているからだ。しかし人恋しく思うことがないわけではない。誰かと話をしたいときはある。
 話し相手はいない。ただでさえ友人と呼べる人が少ないので、大切な人たちの邪魔にならないように私から連絡をすることはない。そうしているうちに、さらに友人は減った。
 久しぶりに集まろう、と一緒にお店へ繰り出せば、みんなで愚痴を言う時間になってしまう。やれ仕事がどうの、やれ親がどうの、やれ恋人がどうの。聞き流して適当な相槌を打っていればいいと知っているけれど、愚痴の内容のいくつかは私自身にも当てはまるもので、いたたまれなくなってしまう。
 そうして飲み会も楽しくなくなってしまって、私はより独りでいることを選ぶようになった。

 好きなコーヒーを好きなカップで飲んでいるのに、気分は沈みに沈む。せっかくの癒しの時間も、今回は効果があまりなかった。いや、私の心持ちが効果を大幅減にしている。このままでは店にも失礼だ。
 荷物と伝票を持って席をたつ。会計が済んだのと同時に、外から細かく断続的な、けれどもボリュームの大きい音。
 今日は折り畳み傘すら持っていない。外に出たら、たちまちずぶ濡れだろう。
「お急ぎですか」
 レジ前で立ち尽くしていた私に、店員さんが声をかけた。
「もしお時間がありましたら、もう少し休んでいかれませんか」
 笑顔の柔らかい、私と同年代くらいの女性だった。


 何も頼まないのはさすがに失礼だと思い、コーヒーを注文した。香ばしく、酸味が少なく、苦みがしっかりしているのにどこか甘く感じる。コーヒー豆に詳しくはないけれど、ここのコーヒーが一番私の好みに合っているのは確かだ。
「クッキーはいかがですか」
 先ほどレジを打ってくれた女性が、テーブルの傍らに立つ。にっこりして、バスケットを差し出していた。
「いただきます」
 バスケットの中に、キャンディーのような包装を施されたクッキー。色とりどりのリボンが可愛らしい。一つ一つ包んだのだろうか。それこそ、丁寧に。
 仕事とプライベートを一緒にしたくはない。でも、どちらにしたって、悪いことはないはずだ。
「どうして生活を丁寧にしようと思うと、嫌な顔されちゃうんだろう」
 零すつもりのなかった言葉を、声が勝手に流出させた。
 我にかえって顔を上げると、店員さんも、周りのお客さんも、みんなきょとんとしている。やってしまった。ここすらも居場所ではなくなってしまう。
 何事もなかったかのようにコーヒーを飲もう。思考がそこに辿り着いたところで、私のものではない声がした。
「不思議ですよね。丁寧でも、そうではなくても、何かと文句をつけたがる人がいる」
 穏やかに、ゆっくりと。喋ったのは、窓側の席にいた男の人だった。
「やだ、水無月さん。また話しかけられてないのに返事をして」
 店員さんが笑う。知り合いなのか。私は何度も通っているのに、この人を初めて見たような気がするのだけれど。
 水無月さん、と呼ばれた人はさらに続けた。
「だってそうじゃない。生活の事なんて赤の他人には関係ないのに、よくわからない噛みつき方する人っているでしょう。今はSNSで顕著だけど、昔からそう。自分の現状に不満があるのに、全然関係ない人に八つ当たりをして、みんなで一緒に不幸な気分を味わうまで満足しない。でもその満足も一瞬のもので」
「そこまでですよ。ほら、お客様が困ってらっしゃるじゃないですか。すみません」
 店員さんが私に頭を下げる。いえいえ、と手と頭を一緒に振って返した。
 確かに呆気にとられたけれど、それは誰かに言葉を拾ってもらったことなんて、本当に久しぶりで驚いたからだ。
「他のお客様を困らせたので、水無月さんはクッキーなしですよ」
「ごめんなさい。相方が来るまで暇だったもので。それにあちらの方、よくいらっしゃるから。そろそろお話しても大丈夫かなって」
 あれ、初対面じゃなかったのか。私が気づいていなかっただけだとしたら、申し訳ない。
「それでも突然はだめですよ。……こんなですけど、怖い人じゃないんですよ。変人ではありますけど」
 それはこの数分でよくわかった。私は頷いてから、コーヒーを一口飲む。
 人と関わるのは苦手だ。でも、この奇妙なやりとりと空気は、ちょっと楽しい。こんな感覚はいつ以来だろう。
 お互いをよく知らないからだろうか。変に気を回すこともなく、疲れもせず。私はずっと、こんなふうに人の中にいられたらどんなにか良いだろうと思っていた。そんな気がする。
「あ、雨やんだ。虹が出てるかも」
 いつのまにか外は明るくなっていた。窓の外を見ようとして、水無月さんと目が合った。
 外にはもう出られる。でも、コーヒーは残っているし、クッキーもある。せっかちだったら、きっとこんな日はなかった。
「いいじゃない、丁寧。虹に喜んだり、花を見ながらお茶をしたり。暢気に生きていきたい」
「水無月さんはちょっと暢気すぎでは。原稿、進んでます?」
「ちゃんと計画立ててやってるんだよ、これでも」
 深呼吸をして、あたりを見回してみた。このお店に一番多いのは、ひとりのお客さん。それで何の問題もない。寂しくもない。
 余裕なんかない。いつだって他人の目を気にして、自分がちゃんとできているかどうか息を詰めて、頑張って頑張って心をすり減らしている。その減った心の回復を、誰かと一緒にいる時間ではなく、ひとりでのんびりすることに求めているだけ。
 そうあの人たちに言い返す必要はない。そんな暇はない。私は私の人生を好きなように生きるのに、とてもとても忙しい。
「あの」
 店員さんを呼び止める。忙しく働いているその人は、いつでも柔らかい笑顔を向けてくれる。ありがたくて、憧れる。
「コーヒー、おかわりください」
 休む時間を延長して、しっかり回復して明日になったら。またちょっと戦って、それからここに帰ってこよう。くたびれても、胸を張れたらいいな。
posted by 外都ユウマ at 16:00| Comment(0) | 創作文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月27日

夏本番っぽい

こんにちは。お昼過ぎの私です。
今日のおともはルピシアのフレーバーティー「ハニーレモネード」。今朝淹れて冷凍庫で冷やして、冷蔵庫に移動させて少しずつ飲んでいます。
先日行ってきたイベントで入手した、会場限定品。台所に満ちる甘い香りに惚れぼれします。

気温30度。夏ですね。そして雨と洗濯物の湿気。日本海が近い地方の夏ですね。
地元のあるオホーツク海側はもっとからっとしていて、そしてものすごく暑く、ものすごく寒いんです。
大学時代は住んでいた部屋が乾いていて、それほど湿気にやられるということはなく。
……というわけで、越してきてから昨年、今年と夏は高い湿度との戦いです。でもこれでだれてたら内地の真ん中のほうなんてとても行けない。
昨年の6月にお芝居を観に東京へ遊びに行ったときの、夜のあの湿気は、東京じゃ暮らせないなと思うのに十分でした。
今の暮らしを始めてから体調は随分良くなったと思っていたけれど、湿気が多いと全身が重くなって気分も落ち込みやすくなってしまうらしいです。こまるね。

暑くてじめっとした夏は、冷たいお茶が美味しい。
買ってきたお茶を片っ端からアイスティーにして、ポットに入れて仕事に持っていく日々です。夏限定の柑橘系やミント系のお茶が、すっきりさっぱりで美味しいですね。今日のおともは最高です。
今、柑橘系のお茶何種類あったかな。4種類くらい?
冷たいお酒も美味しい。
冷蔵庫に日本酒の瓶が控えているのでちょこちょこ飲んでいますが、この季節はビールも恋しい。
昨年は行けなかったので、今年こそはビアガーデンを覗きたい。ハスカップのビールがあるらしいです。気になる。
北のほうに住んでる人は、外で肉焼くのが好きです。たぶん。私は焼き肉の町(を自称している地域)出身で、親戚が集まるとだいたい外で肉を焼いています。
現住所の近所でもあちこちで肉を焼いていて、外を歩くと美味しそうな匂いとご機嫌な会話が。こういう場はやっぱりビールがいいなあ。
そしてアイス。我が家はこの夏、週に2〜3回はアイス食べてます。家計簿に並ぶアイス。
同居人がお酒ほとんど飲めないので、労いはアイスですね。新商品は試してみたい。冬もそうですけどね、道民だから。道民は冬アイス大好きだと勝手に思ってます。
そうそう、今年の我が家はからいものとしょっぱいものにもはまってます。
コチュジャンと豆板醤を常備し、胡椒や唐辛子を追っています。梅干しは一食につき2個。暑い日の塩気は美味しい。
結局今日も食べ物飲み物の話になってしまった。

今年は夏期休暇として9連休いただくことになっています。休みが多い。お盆の混む時期をちょっと避けつつ、帰省する予定です。
地元から帰ったら、美術館に行きたい。カフェにも行きたい。やりたいことはわりとあります。
大人になってからも私は結構休んでいるんですが、仕事しつつしっかり休日があるのってやっぱりいいなあ。


さて、この土曜日(と、たまに祝日)にやっていた日記ですが、8月の夏期休暇のあとの目処がたっていません。
ひとりの休みがなくなるので、様子見ながら書けるなと思ったときにやれたらいいな。
posted by 外都ユウマ at 14:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月20日

髪を切る

むしゃくしゃしたとき、髪切りたくなりませんか。私はなります。
今までの自分に別れを告げるとかそういうセンチメンタルなやつではないです。
殺意とかなければ、髪を切るときと治療のときくらいじゃないですか、人に刃物向けてもらえるのって。
それも仕事で、きれいにしようとしてくれて、嬉しいことですよね。
合法的に真剣に殺してもらえる。
あと何もかも嫌だってときの私の口癖に「髪ピンクにしたい」っていうのがあるんです。
大きな変化がほしいってことなのか、自分でもよく分からないんですが、ピンクにしたいんです。

3ヶ月に1度のペースで髪を切り、半年に1度くらいでやってみたい色に染め直してます。
今日も切って染めてきました。楽で似合うと自負しているベリーショートを、今までで一番明るい茶色にしてもらいました。
ピンクっぽい感じでお願いしたら、ちょっと柔らかい色味にしていただけました。
だいたい3ヶ月くらいで襟足が邪魔になり前髪のセットが面倒になるんですよね。そうすると気分が落ち込みやすくなります。

お店で雑誌読ませてもらうんですが、だいたいグルメ雑誌や旅行雑誌を見せてもらって、近辺の素敵なお店を覚えて後で検索したりしてますね。
そういうのも楽しい。
気分転換といえば気分転換なんでしょうね。
posted by 外都ユウマ at 17:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

お茶を求めて

久しぶりになってしまいました。
3連休最終日、今日は海の日ですね。こちらはどんよりとした空です。

連休初日に、地下鉄に乗ってひとりで遊びに行きました。
ルピシアのイベントがあったので、予約して行ってきたのです。会場限定のお茶やそこでいただけるお菓子を楽しみに。
今回初めて参加しましたが、ときめきが止まりませんでした。
まず地域限定品のミニ缶が可愛くて可愛くて。来る前は予算は5000円くらいを考えていましたが、ミニ缶を見た瞬間に10000円に改めました。
1個550円のミニ缶の、デザインが可愛くて香りが好みのものを専用買い物袋に入れていきます。まだ入ったばかりだから、と抑えて6個。
それから試飲がお茶のできるブースを巡り、会場限定品をいただきました。事前のお知らせで気になっていたもの、飲んでみて気に入ったもの、それからドライフルーツやスコーン、アウトレットのお菓子などをどんどん回収。
さらに飲食スペースで、焼きたてのきんつばとスコーンでおやつにしました。これがまた美味しいんですよね。

大満足で買い物を終え、だいたい改めた予算通り。お茶が7割、あとはお菓子。同居人へのおみやげ、と思ってお菓子多めです。
久しぶりの遠出も、初めての場所も、遠慮しなくていい買い物も楽しかった。

今年の抱負は「行動範囲を広げる」なので、地下鉄で遊びに行って少しずつ実行しています。
まだ行ってみたいところがたくさん。
posted by 外都ユウマ at 15:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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